こんにちは。
KIMAMA LIFEのTAKUです。
今回考えてみたいのは住宅ローンの審査についてです。
僕も1年半ほど前に一戸建てを購入しました。
今まで住宅ローンなど自分には無関係だと思っていたのですがいざ家を建てようと思ったときに住宅ローンや金利など様々なことを調べそして不安に思っていたのを覚えています。
今回はこれから住宅ローンを組まれる方に少しでもわかりやすい情報を書き、今後に役立てていただければと思っています。
住宅ローン審査の申し込み基準

家やマンションなどを購入するにあたりほとんどの方は住宅ローンを使用することになると思います。
その時の審査の基準を満たしているか考えてみましょう。
年収
申し込みできる年収は金融機関により違いますが、200万円以上から申し込みできる金融機関が多いです。なかには400万円以上でないと申し込みできない金融機関もあります。
申し込み年齢
20歳~65歳程度が多いです。
フラット35等の場合70歳以下となっています。
団体信用生命保険(団信)
銀行などの住宅ローンの場合団体信用生命保険に申し込めることが条件に入っている場合が多いです。
健康面などの理由で加入が難しい方はフラット35ですと団信に加入しなくても申し込むことができます。
保証会社の保証を得られる方
住宅ローンは原則として保証人が必要ありません。
その代わりに保証会社にお金を払い保証人の代わりをしてもらうのです。(フラット35等必要のない機関もあります。)
なので保証会社の審査に可決される必要があります。
といいますか、保証会社がokを出せばほとんどの場合住宅ローンの審査に受かります。
住宅ローンは銀行などの金融機関がお金を貸しますが、支払いができなかった場合には保証会社が残っている残債を一括返済します。(代位弁済といいます。)
なので金融機関が負債を負うことがなくなるのです。
ようするにほとんどの場合は保証会社の審査が通れば住宅ローンを借りることができるのです。
申し込みをする条件はこのような感じです。
次にどのような場合審査に落ちてしまうかを書いていきます。
審査落ちする場合

住宅ローン審査に落ちる人は様々な審査により否決されるわけですが、金融機関が審査に使う情報はある程度決まってきます。自分は大丈夫か、、不安もあるかと思います。
否決されやすい条件を記載していきますので自分は大丈夫か、考えてみてください。
信用情報に傷がある
金融機関が審査するにあたり必ず見るのが信用情報機関に登録されているあなたの信用情報を確認します。
CICなどに異動等の情報があれば間違えなく審査落ちしてしまいます。
俗に言うブラックリストです。(実際にはブラックリストという物はありません。信用情報に事故情報等が記載され審査に通らなくなっている状態なのです。)

上の画像のDの部分に異動と記載されているとまず審査に通ることがありません。
支払いが出来なかっただけでなく数か月間延滞するだけでも異動と記載されてしまいます。
Eの部分はきちんと期日に支払いできたかどうかが記載されています。
$マークはきちんと支払期日に支払いが出来ているというマークです。
AやPマークは延滞などの情報になります。
1個や2個Aマーク等があっても忘れていただけ等審査に影響がない場合が多いですが、複数個あると
きちんと支払いできない人
と思われてしまい審査に通りにくくなってしまいます。
延滞などの心配がある方はご自身の信用情報を開示してみることをお勧めします。
信用情報機関は3つあります。
CIC

JICC

KSC
ほとんどの機関はCICに記載されるため、まずCICを開示することをお勧めします。
携帯電話の料金や家賃の延滞も信用情報に影響する場合がある
最近では携帯電話の使用料金や家賃の支払い延滞などで異動情報が記載される場合があります。
以下に詳細を記載しておきます。
携帯電話の端末を分割購入している
最近多い携帯端末の分割購入。24か月などの分割で購入されている方が多いと思います。
この機種代金の部分が信用情報に関係あるのです。
分割で購入するとき携帯電話会社とローン契約を結ぶことになります。
このローン契約はCIC等の信用情報機関に登録されますので料金の延滞などがあると事故情報として情報機関に記載されてしまうのです。
家賃の延滞も関係あるの?家賃保証会社を使っている場合
賃貸住宅に住まわれている場合毎月家賃を払っていると思います。
家賃の延滞などがあってもほとんどの方は信用情報には関係ありません。
しかし賃貸契約の時に保証会社を利用された方は家賃の延滞などがあった場合保証会社により家主さんへの支払いがされます。
この保証会社が信用情報機関に加入している場合、事故情報として記載されてしまうのです。
クレジットカードや消費者金融の延滞
クレジットカードの延滞や消費者金融の延滞なども信用情報機関の情報として記載されますので気をつけましょう。
返済比率を超えてしまっている
住宅ローンを借入するにあたり返済比率という物があります。
これは年収にたいして借り入れできる金額が金融機関により決まっているのです。
年収により30%~35%以下の返済比率にしている金融機関が多いと思います。
年収400万円の方であれば年間120万円~140万円の返済
月にすると10万円~11万6,666円が毎月の返済額の上限ということになります。
この金額は住宅ローン以外に車のローン、クレジットカードの分割、消費者金融等への支払い等のすべて合わせた支払い金額になります。
返済比率を超える金額のローン審査を申し込んでも審査落ちしてしまうということです。
担保評価
年収も問題なく金融事故などもないのに審査落ちしてしまう場合があります。
購入する住宅に担保の価値が低い場合です。
支払いが出来なくなってしまった場合担保に入る住宅などを支払いに充てることになるので担保評価も重要になってくるのです。
購入金額と担保評価が合わない場合、審査に落ちてしまう場合もあります。
信用情報機関に事故情報(ブラックリスト)が載っている場合住宅ローンは組めないの?
この答えはYESでもありNOでもあります。
信用情報機関に事故情報が載っている期間はほとんどの場合まず審査に通ることはありません。
しかし信用情報機関に情報が載っている期間は決まっています。
CICの異動情報等の場合は事故が解消されてから5年で記載されなくなります。
記載されなくなればその事実は金融機関にはわからなくなってしまうのです。
しかし、事故情報が記載されている状態でローン審査を申し込むと銀行などにその情報が残ってしまうこともあります。
信用情報機関から事故情報が消えても金融機関にその情報が残っていれば審査に通る可能性は下がってしまいます。
なので心配な方は審査を申し込む前にご自身の信用情報を確認することが大事なのです。
ご自身のことを把握することにより、万が一事故情報等記載されていてもそれを知ることにより数年後には審査に通ることも可能なのです。
最後に
一戸建てやマンションなど購入することは人生の中でもそうあることではないと思います。
しかし住宅ローンなどを利用するのであれば背伸びして購入するのではなく無理のない返済計画、これからの生活などいろいろ考えなければいけないことが多いと思います。
しっかり考えていただければと思います。