こんにちは。
KIMAMA LIFEのTAKUです。
今回は、三菱 デリカD5のファンベルト、ウォーターポンプベルトの交換手順を書いていきます。
d5【CV1W】今回使用したベルト

今回、車検のために時間がなく急遽の交換だったため純正部品だと時間が間に合わず、社外部品を使いました。
ファンベルトは リブスター 6pk 1935L
ウォーターポンプベルトは V98S3-0864
です。急遽で近くの部品屋さんで注文。2本で10000円、、、純正とほぼ変わらない価格を取られました^^;前もって用意するようにしよ、、、笑
もちろん、MITSUBOSHI等の大手メーカーの社外部品の品質は全く問題ありません。価格もネットで買えばだいぶ安くなります。ただし、D5のベルトは種類が少なくウォーターポンプベルトのネット販売はざっと見た感じ見つけられませんでした。
しかし、ファンベルトはAmazonや事業者の方であればモノタロウで4400円程度で販売されています。
ウォーターポンプベルトは純正でも2300円程度なので純正部品でいいとして、合計で6700円程度で収まります。
3000円以上安く購入することができるのでおすすめです。
モノタロウも大変おすすめで、会員にならなければいけないのですが個人事業主や事業者の方にはおすすめです。

交換手順
早速進めていきます。
必要な工具
ベルトの交換に必要な工具を記載していきます。
- 十字レンチやインパクトレンチ(タイヤを外すため)
- 17mmのボックスやメガネレンチ(テンショナーを緩めるため)テンショナーが硬いのでロングメガネやパイプ等用意しといた方がいいです。
- 22mmボックスやメガネレンチ(クランクを回すため)
- マイナスドライバー(クリップやベルトを外すときに使います。)
- 六角レンチ(テンショナーを固定するのに使います。)
d5はウォーターポンプベルトを外すときや付けるときに、調整する機構はついていません。要するに無理矢理外したりつけたりしなければいけません。
僕はマイナスドライバーを使っていますが、専用工具があれば便利です。
「ベルト」「リムーバー」等で検索すると出てきます。
右フロントのタイヤを外す カバーを外す

まず始めに右フロントのタイヤを外します。
上の画像の四角で囲っているカバーを外さなければならないのです。
なのでハンドルを右に目一杯きっておいてください。
続いてカバーを外します。
6個くらいのクリップで留まっているだけです。上の画像で見えているクリップの他に、車体の下側にもついているので確認しながら外していきます。

クリップは真ん中の部分をマイナスドライバー等で広げてやれば抜けるようになります。
ただし、劣化やゴミ等で開きづらい場合すぐ割れたりするので予備があってもいいかもしれません。
クリップが外れればカバーも取れます。
カバーを外すとプーリーやベルトが見えるようになります。

クーラントのサブタンクを外す
次はボンネットを開けクーラントのサブタンクを外します。といっても上に持ち上げるだけなのでとても簡単です。
外して傍に置いといてもいいし、邪魔であればゴムホースを抜いて取り出しといてもいいです。

オートテンショナーを緩める
D5はテンショナーによりベルトを張っています。なのでテンショナーを緩めてベルトを外さなければいけないのです。
ボンネットの上から覗くとテンショナーの傍に17mmの頭が見えます。


ここにボックスやメガネレンチを掛けて時計回りに目一杯回します。硬いのでパイプやロングメガネを使えば楽です!
目一杯回したところで固定するための穴に六角レンチを差し込みます。

画像のように差し込めば固定できるのですが、上から穴の位置が見えません。
なので回した状態で手探りで穴を探すことになります。うまく言えないのですが、テンショナーの一番フロント側に穴があります。
六角レンチを差し込めればテンショナーが固定され、ベルトを外せます。
ファンベルトを外す
これでファンベルトの方は外せるのですが、ここで注意です。
絶対に写真等でベルトの付き方を確認してください。
簡単そうで意外に迷ったりするので必須です!絵を書いておいてもいいかもしれません!
取り付けるときに苦戦しないためにもきちんと確認しておきましょう。
見えずらいので、下からとボンネットからと写真を取っておいた方がいいと思います。



あとはファンベルトを外します。上から外していき下に抜いていくのがやりやすいです。
ウォーターポンプベルトを外す
続いてウォーターポンプベルトを外します。
ウォーターポンプベルトは調整できないため僕はマイナスドライバーで無理矢理外します。(自己責任です。専用工具の使用をお勧めします。)
まずマイナスドライバーを下の画像のように差し込みます。

奥から手前に向かって差し込む感じです。
22mmのメガネ等でクランクを反時計回りに回します。

そうするとベルトがさっきまでファンベルトがかかっていた場所までずれます。

次はもう一度マイナスドライバーを差し込むのですが、今度はプーリーの外側まで差し込みます。

この状態で反時計回りに回します。


外れてきました。あとは回し続ければ勝手に外れます。

これで取り外せます。
ウォーターポンプベルト取り付け
次は新しいベルトの取り付けです。
取り付けるときの注意点ですが、絶対にプーリーの溝とベルトの溝を合わせなければなりません。
ずれたりしていたらベルトが切れてしまいます。
確認しながら取り付けしていきましょう。
新しいベルトをウォーターポンプのプーリーに引っ掛けます。

このときにベルトを引っ張りながら溝を合わせましょう。
組み込むときはある程度力技になります。
今度はマイナスドライバーを手前から奥に向かって差し込みます。
この時点でドライバーと手を使ってできる限り引っ掛けます。


このまま反時計回りに回してあげればベルトが入ります。
上手いこと入ったら今度は奥側までマイナスドライバーを差し込み、再度反時計回りに回していきます。


徐々に奥にベルトがずれるので、きちんと溝に入るまで繰り返します。

これで完了です。
奥まで入ったら、ズレがないかきちんと確認しましょう!
ファンベルト取り付け
あとはファンベルトです。ファンベルトはテンショナーを固定してあるので簡単に取り付けることができます。
画像等を確認しながらベルトをつけていきます。ベルトはボンネットから送り込むとやりやすいです。
テンショナーには一番最後に掛けます。
ファンベルトも溝にきちんと入っているか確認しながら取り付けます。


取り付けが完了したらテンショナーを固定している六角レンチを外せば完了です。
これで全ての工程が完了ですので、クーラントのサブタンクを戻して試運転してみましょう。
試運転して異常がなければカバーやタイヤも付ければOKです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
そこまで難しい作業ではないですが、完全に自己責任になりますので不安な方は整備工場等で交換してもらった方が間違いないです。
参考になればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。